ブログアフィリエイトを実践している方で、書いた記事が1ページ目に表示されない(上位表示できない)と悩む方は多いと思います。
実際に僕が運営しているブログでは、30記事という記事数でも1ページ目にインデックスされているキーワードが300個以上ありました。
記事ドメインが強くなると、あんなKWやこんなKWでも上位表示が取れるようになってくる。
サチコで調べてみたら、30記事のブログでも1ページ目に入ってるKWが300個を超えてた。
アクセスが爆発したときって、狙っていないKWでも上位表示が取れているパターンがほとんど。 pic.twitter.com/sYWzMI99hN
— ぞにお@仕事も遊びも本気で楽しむ (@JojoZoni) April 8, 2020
こちらの記事では、僕が検索結果で1ページ目に表示させるために工夫していることについてまとめました。
ブログ記事を1ページ目に表示させるための4つの工夫
僕がブログ記事を検索結果の1ページ目に表示させるために工夫していることは、
- 1つの記事に1検索意図の徹底
- とにかく読者に満足してもらう
- 潜在ニーズと顕在ニーズ(記事の深堀り)
- タイトル・見出し構成の差別化
この4つになります。それぞれ詳しく解説していきますね。
1つ目:1つの記事に1検索意図の徹底
検索意図とは簡単に言うと、「読者は何を知りたくてそのKWを検索しているのか」という検索した目的(意図)のことです。
上位表示を取れない人がよくやってしまうのが、GoogleサジェストやYahoo虫眼鏡に出てくる複数のキーワードを組み合わせて狙ってしまう点です。
例えば「とんこつラーメン」というGoogleサジェストで言うと、
このように色んなキーワードが表示されますよね。
このとき個人的なNG例としては「とんこつラーメンのカロリーは?おすすめのレシピもご紹介」のように、「とんこつラーメン カロリー」と「とんこつラーメン レシピ」を組み合わせて狙ってしまうことです。
なぜこの狙い方がNGなのか?それぞれのキーワードの検索意図について考えてみましょう。
とんこつラーメンの検索意図
・「とんこつラーメン カロリー」→「とんこつラーメンのカロリーについて知りたい」
・「とんこつラーメン レシピ」→「とんこつラーメンのレシピについて知りたい」
簡単にですが、それぞれの検索意図は上記のように異なることがわかりますよね。
- カロリーについて書くなら、カロリーについて徹底的に深堀りする。
- レシピについて書くならレシピについて徹底的に深堀りする。
といった具合で、1つの記事に1つの検索意図を徹底することをとにかく意識してみましょう。
ちなみに「とんこつラーメン カロリー」で狙う場合、「とんこつラーメン レシピ」についてタイトルや記事に書いてはいけないというわけではありません。
「とんこつラーメンのカロリー」について深堀りしていこうとすると、記事の流れによっては「とんこつラーメンのレシピ」も紹介する流れになるからです。
これに関しては、「3つ目:潜在ニーズと顕在ニーズ(記事の深堀り)」で詳しく解説します。
2つ目:とにかく読者に満足してもらう
Googleから記事の評価を得るためには、とにかく狙ったキーワード(検索意図)に対してとにかく満足してもらうことです。
読者に満足してもらうというのは、この記事を他の人にもシェアしたくなるくらい有益だったと感じてもらうような読者目線で記事を作成することです。
これについてはGoogleも公式に記載してます↓
興味深く有益なサイトにする
人を引きつける有益なコンテンツを作成すれば、このガイドで取り上げている他のどの要因よりもウェブサイトに影響を与える可能性があります。ユーザーは閲覧したときに良いコンテンツだと感じると、他のユーザーに知らせたいと思うものです。その際、ブログ投稿、ソーシャル メディア サービス、メール、フォーラムなどの手段が使われます。自然なクチコミの評判は、ユーザーと Google の両方でサイトの評判を高めるのに役立ちますが、質の高いコンテンツがなければ生まれません。
自分の書いた記事を他の人のブログなどでリンク付きでシェアしてもらうことは、被リンクをもらうことになります。
今の検索アルゴリズムは被リンクをもらうとでドメインのパワーがどんどん強くなりますので、書いた記事が上位表示される確率がグッとUPします。
実際に僕が運営しているブログも被リンクをもらったことで検索順位が一気にUPしており、被リンクをもらう前と比べるとアクセスの差は一目瞭然です↓
上記のブログは32記事入っていますが、Search Consoleでチェックすると検索結果のブログ全体の順位は平均で3位〜6位の間を推移できるようになりました。
1ページ目に上位表示される記事数は10記事までなので、ほぼ全ての記事が1ページ目に入っていることになります。(Search Console上の数値なのでどこまで正確かは不明ですが)
低品質な記事をいくら量産しても上位表示は取れないので、[読者に満足してもらう記事を作成]→[シェアしてもらう]→[掲載順位が上がる]この流れがあることをぜひ覚えておいてください。
3つ目:潜在ニーズと顕在ニーズ(記事の深堀り)
読者が記事を読んだときに「この筆者はめっちゃ気が利いてるな。」「俺(検索者)のことよくわかってるなぁ。」と思ってもらえたらこちらの狙い通りです。
読者にこのように感じてもらうためには、記事の見出し構成を作る段階で、顕在(けんざい)ニーズと潜在ニーズを意識することがとても重要になります。
顕在ニーズ・潜在ニーズは簡単に言うと、
- 顕在ニーズ:読者がこれ知りたいと自覚している情報
- 潜在ニーズ:読者は自覚してないが顕在ニーズの裏に隠れた知りたい情報
になります。
先ほど紹介した「とんこつラーメン カロリー」のサジェストを例に考えてみましょう。
とんこつラーメンのカロリーを気にしている人のはどういう人かを考えたときに、「(女性で)とんこつラーメンが食べたいけどダイエット中の人。」だと推測できますよね。
つまりこの場合は、
- 顕在ニーズ:とんこつラーメンのカロリーを知りたい
- 潜在ニーズ:カロリーを抑える食べ方を知りたい or 低カロリーなとんこつラーメンのお店を知りたい
といった感じになりますので、前半の見出しは顕在ニーズを満たす、後半の見出しは潜在ニーズを満たすような流れで構成を考えるということです。
また潜在ニーズを推測するもう一つの方法としては、再検索されているキーワードをチェックすることです。
再検索キーワードとは、Googleでキーワードを検索したときに下部に表示される部分です↓
この再検索キーワードは、上位表示されている記事を見た人が「もっとこの情報を知りたいんだよね」と思って再検索しているキーワードなので、潜在ニーズになりやすいということですね。
「糖質」や「スープ飲まない」なども再検索されているので、このあたりも参考にしながら見出し構成を作っていくことをぜひ意識してみてください。
4つ目:タイトル・見出し構成の差別化
僕の経験上、Googleは「同じ切り口のタイトル」「同じ切り口の見出し構成」の記事は、1ページ目に1記事しか表示してくれません。
例えば「とんこつラーメン カロリー」で検索をしたときの1ページ目の記事タイトルは、
- とんこつラーメンのカロリーと糖質は?ダイエット中の食べ方も紹介
- とんこつラーメンの高カロリー・高糖質は麺が原因!賢い食べ方も紹介
- ダイエット中気になる!とんこつラーメンのカロリーとは?
- 【種類別】ラーメンのカロリー&糖質制限中の賢い食べ方
- 豚骨ラーメンをカロリー・チェック(イートスマート調べ)
- とんこつしょうゆラーメンをカロリー・チェック(イートスマート調べ)
- とんこつ ラーメン スープ カロリー つけ麺のカロリーは?ラーメンより …
- 人気店のラーメンは何カロリー?カロリーまとめ(一蘭、二郎、一風堂、天下一品など)
- とんこつラーメン一杯のカロリーは?醤油ラーメン、一蘭やラーメン二郎、天下一品のラーメンカロリーと比較
- 「太りやすい」ラーメンランキング&太りにくくする方法をご紹介!
このようになっており、全て「とんこつラーメンのカロリーを知りたい」という同じ検索意図ですが、1つとして同じ切り口のタイトルは無いですよね。
つまりこれから狙うキーワードでタイトルを作るときは、上位表示されているタイトルとは違った切り口で考えることが重要だということです。
これは見出し構成も同じで、同じ検索意図でも違った視点の切り口で構成した方が上位表示を取れる可能性が高いということです。
差別化と聞くと、何か奇抜な構成にしたりクリエイティブなことをしようとする方が多いですがその必要はありません。
自身の体験談を交えた文章にするだけでも十分差別化になりますので、記事作成後は必ず自分の記事と1ページ目のライバルサイトとのタイトル・見出し構成を見比べることを意識してみてくださいね。
書いてすぐは上位表示されなくてもOK
これから記事を増やしていく中で「狙ったキーワードでしっかり記事を書いたけど、なかなか上位表示されなくて不安になる…」という状態になる人は多いと思います。
これに関しては、ブログにアクセスがそこまで集まってない状態であればインデックスされる速度は遅いものなので、そこまでナーバスになる必要はありません。
参考までに実際に僕が運営しているブログの1記事が、記事をUPしてから検索順位1位を取るまでの推移をご紹介します。(新規ドメインで現時点で32記事更新しているブログです)
記事をUPした日:2019年12月6日
10位以内に入った日:2020年1月18日
1位にインデックスされた日:2020年3月31日
記事をUPしてから1位になるまで5ヶ月くらいかかってますね。
これはライバルサイトが強いキーワードを狙っているのでこれくらい時間がかかってますが、基本的に運営サイトが新規ドメインでアクセスが少ない状態だと上位表示が取れるまでには2〜3ヶ月はかかるものです。(ドメインが強くなればなるほどインデックスの速度は早くなります)
それくらい時間がかかるので、記事をUPして2〜3ヶ月くらいは自信を持って放置しておくことも大事ですね。
また、Googleのアルゴリズムは最新情報を重要視していることもあり、記事を書いた時点では無かった情報などを追記すると順位が上がることがあります。
そのため、5ヶ月くらい待っても1ページ目に入らないという場合は、もう一度記事を見直してリライトや追記をしていくのも効果的なのでぜひ試してみてください。
勝てるキーワードで勝負しよう
僕がブログを運営していて、どうしても上位表示が取れないキーワードがあります。
それは、大手企業が運営しているメディアが上位表示されているキーワードです。例えば、Yahooニュースやoriconニュースなどのメディアですね。
基本的に僕たちが運営しているのは個人が運営しているブログになりますので、大手企業が運営しているメディアと比べると権威性に雲泥の差があります。(つまり社会的な信用が弱いということ)
個人の運営しているブログは信用が無いメディアになりますので、勝負しても最初から勝算がほとんど無いということですね。
そこでキーワードをリサーチするときに重要になってくるのが、上位表示されているメディアが個人ブログばかりのキーワードで勝負していくことです。
個人ブログVS個人ブログであれば、記事クオリティ次第では上位表示できるようになってきます。
つまり、最初から負けるフィールドで勝負するのではなくて、勝てるフィールドで勝負することが大事ということですね。
僕が運営しているブログが30記事なのに1ページ目を取れているキーワードが300個以上あるのは、全て勝てるフィールドで勝負しているからです。
こちらの画像はSearch Consoleで出力したキーワードのデータです↓
実際にいれている記事数は32記事ですが、掲載順位が10位まで(1ページ目)のキーワードが343個ありました。
今回ご紹介した1ページ目に表示させるための4つの工夫と、勝てるフィールドで勝負するというポイントを押さえることができれば、書いた記事がどんどん上位表示されるようになっていきますので、ぜひ参考にして頂いてチャレンジしてみてくださいね。
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